マジ泣きそうやったって！

2004年7月31日日常

川口すげぇ！マジで感動！最初2本はずした時は正直負けだなと思ったけどあの川口の2セーブはネ申！
俺は7本目のキッカーが宮本だった時点で勝てる気がしました。むしろ早く宮本出て来いってくらいに宮本の安定感というか自信のようなものに期待してました。特に今日の試合での宮本のディフェンスはいつもに増して何か気合というか負けたくないという気持ちの様なものを感じていたので今日の宮本は何かしてくれる気がしていたんです。そして見事にあの場面で落ち着いて決めてくれました。キャプテンの貫禄というものですか。
3人目の交代を田中誠の怪我で使ってしまい中盤(特に小笠原や藤田)の選手の投入を期待＆予想していた俺にはまさに延長戦で勝ち越すのはムリな感じはしてたがそうなった場合結果はキーパーのモチベーションに左右されるのは必然。
ヨルダンは本当にいい攻撃をしていた。決定的な場面も多々あった。だが川口はそれを本当によく防いでくれたし完全に失点するシーンでヨルダンのシュートが枠に飛ばないなどの運もあった。
それに対し日本の攻撃は決定的な場面も数回あったがそれらのうちの多くはヘディングがゴールバーを越えてしまう、ミドルシュートがバーを越えてしまうなどキーパーのグッドセービングが目立つ場面というのはどちらかといえば日本の方が多かったように思う。
そういった点からキーパーのモチベーションという点で言えば川口に分があったろう。だがもちろんキーパーの力だけでPKは勝てない。キッカーが決め、キーパーが止めてこそ勝利が見えるのである。だが日本は最初の2本(中村・サントス)を外した。そう、「外した」のだ。「止められた」のではない。しかも中村は芝がめくれて、サントスは軸足が滑りボールに軸足が当たってしまってのミスキックだ。だがそこでヨルダンのキーパーは失敗を犯した。あたかも自分が止めたとでも言わんばかりにおどけて見せたのだ。対して川口はといえば本当によく集中していた。もちろん追い込まれていたこともあったろう。だが明らかにヨルダンは油断していた。2本の失敗で既に勝った気でいただろう。しかしどうだ、キーパーが活躍していただろうか？一応サントスのときにはコースを読んでいたように記憶しているが結果的にはサントスの失敗だ。キーパーの力ではない。川口が4本目を腕を必死に伸ばしはじいた。そのボールはバーを一直線に目指しゴールを割れなかった。もうこの時点で川口の勝利といってもいいだろう。それ程にあのセーブは大きいのだ。しかも日本の4番目、5番目のキッカーである中田、鈴木が本当によく落ち着いていた。川口もその姿を見て感じるものがあったろう。6人目中澤は惜しくもキーパーに止められる。だがもう遅い。ヨルダンの5人目はそのプレッシャーからか外している。最初の2本を外したが残り3本を決めた日本に対し3本連続で決め勝利を目前にしながらあと一本を決めることができないヨルダン。その差は歴然だ。6人目中澤が止められた返しまた川口が4本目と同じ様にはじいたボールは同じ様にバーにはじかれゴールを割ることはできなかった。そして7人目待ちに待った宮本。キャプテンの貫禄と言うものか安心してみていられた。もちろんキッチリ決める。そして運命のヨルダン7本目。キーパー川口の逆を突いていながらそのボールはポストに嫌われる。勝負あった。
まさしくキーパー戦と言える結果であったと思う。絶えず集中していた日本、余裕を見せおどけたヨルダン。それはサッカーの神への冒涜だったのか。結果的にサッカーの神は日本を選んだ。まさに運命の一戦と言えるいい試合だったが最終的に優先されるのは結果だ。日本が勝った。それが全てだ。

途中からなんだかWizardsのCoverage調になってみたりw